こんにちは、ピースホームの河野です。
家づくりの中でも、お客様からよくいただくご質問の一つが
「どんな断熱材を使っていますか?」というものです。
断熱材は、夏の暑さ・冬の寒さに直結する大切な要素。
けれども、情報が多すぎて逆に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、**2025年の住宅事情をふまえて、断熱材選びの“本質”**をお伝えしたいと思います💡
✅ 断熱材は「性能」より「設計と施工のバランス」が命
現在、ピースホームで採用している断熱材の一例はこちらです👇
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木繊維断熱材(シュタイコ):自然素材・調湿性能・蓄熱性に優れ、もみの木と相性◎
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吹付ウレタンフォーム:高気密な空間をつくりやすく、価格とのバランスが良い
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高性能グラスウール:価格を抑えつつ、省エネ基準をクリア可能
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フェノールフォーム(例:ネオマフォーム):薄くても高断熱。屋根の納まりに有効
これらすべて「メリットもあれば、デメリットもある」材料です。
完璧な断熱材は存在しません。
だからこそ、
「断熱材の性能そのもの」ではなく、
設計と施工の“組み合わせ”で最大効果を引き出すこと
ここに目を向けることが重要です。
🛠 工務店の“得意”を活かすことが、最も効率的
断熱材の効果を100%引き出せるかどうかは、職人さんの施工技術と経験にかかっています。
例えば――
・グラスウールは、隙間なく施工できる職人さんがいるか?
・吹付ウレタンは、吹きムラを防ぐ技術があるか?
・屋根断熱は、納まりとの相性を理解しているか?
ピースホームでは、一棟一棟に合わせてベストな断熱仕様をご提案しています。
「高性能だから使う」ではなく、「施工体制との相性」も含めて丁寧に判断しています。
☝️ 情報の見極め方──“誰が発信しているか”が大事
ネットで「この断熱材が最高!」と発信されている情報の多くは、
その材料を取り扱う会社によるものです。
もちろん正しい情報もありますが、
「メリットだけ」を強調している場合は要注意。
大切なのは、メリットもデメリットもきちんと説明できるパートナーかどうか。
ピースホームでは、お客様の家族構成・暮らし方・ご予算に合わせて、
「素材ありき」ではなく「暮らしベース」で断熱を考えています。
🌿 自然素材と断熱の相性も大切にしています
ピースホームの「もみの木と暮らす家」では、
木繊維断熱材(シュタイコ)や調湿性のある素材と組み合わせて、
空気の質を高める断熱構成を意識しています。
ただし、それもあくまで「お客様が求める暮らし」に合っていれば、のお話です😊
📚 断熱材えらびの辞書的まとめ
材料名 | 特徴 | 向いているケース |
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木繊維断熱材 | 調湿・蓄熱・自然素材 | 自然素材重視・空気質にこだわる方 |
吹付ウレタンフォーム | 高気密・現場対応しやすい | コスパと性能を両立したい方 |
グラスウール | 価格◎・断熱性も良好 | 施工精度の高い現場・コスト重視 |
ネオマフォーム | 薄くても高断熱 | デザイン性重視の屋根・狭小地対策 |
🎯「断熱材は何を使うか?」より「誰と家をつくるか?」
「断熱材の種類」で悩み続けるよりも、
“暮らし方”から逆算して、最適な断熱構成を一緒に考えてくれる会社を選ぶことが、
結果として快適で後悔のない家づくりにつながります。
ピースホームは、あなたのご家族の“今とこれから”にぴったりな家を一緒に考えるパートナーでありたいと思っています😊