「もみの木」と聞くとクリスマスツリーを思い浮かべる方も多いですが、実は住宅に使うと驚くほど優れた性能を発揮する木材なんです。
今回は、ピースホームの自然素材住宅**「もみの木と暮らす家」**のベースとなる、もみの木の基礎知識を家づくり目線でシリーズ化してまとめました。
🔍 もみの木の基本情報
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針葉樹の一種で、木肌はやわらかく温もりがあり、素足にも心地よい感触
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柾目(まさめ)取りを中心に使用。まっすぐ整った木目で、反りや収縮が少なく安定性が高い
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床には浮造り(うづくり)加工を採用。木目の凹凸が素足にやさしくマッサージ効果を与え、滑りにくく快適
この素材を、ピースホームでは**「もみの木と暮らす家」**として、健康志向のご家族へ提案しています。
🌿 フィトンチッドと空気清浄効果
もみの木は、森の中で木々が放つフィトンチッドという香り成分を室内でも放出します。
この成分には以下のような働きがあります。
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空気中の細菌やウイルスの活動を抑える
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生活臭や有害物質(ホルムアルデヒドなど)を分解・中和
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リラックス作用(脳をアルファ波優位に)
まさに**「天然の空気清浄機」**。芳香剤や消臭剤に頼らなくても、クリーンで爽やかな空気環境を保てます。
🎨 無塗装と自然塗装、それぞれのメリット
ピースホームの「もみの木と暮らす家」では、無塗装仕上げと自然塗装仕上げの両方を採用しています。
無塗装のメリット
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調湿・消臭効果を最大限発揮
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塗料の化学物質を排除でき、安全性UP
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足ざわりがやわらかく、冬でもヒヤッとしない
自然塗装のメリット
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ささくれがより起きにくい
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汚れが取りやすく、掃除がラク
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表面強度が上がり、家具移動や日常の擦れに強い
暮らし方やメンテナンスのしやすさに応じて、最適な仕上げを選べます。
🏠 シックハウス症候群との関係
現代の住宅で問題視されるシックハウス症候群。
原因の一つは、接着剤や塗料から放出される化学物質です。
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もみの木+無塗装、または自然塗装(自然由来オイル)で、化学物質の影響を大幅カット
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フィトンチッドが空気中の有害成分を分解
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アレルギーや化学物質過敏症の方にも配慮できる家づくりが可能
💡 「もみの木と暮らす家」が選ばれる理由
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家族の健康を守る空気環境がつくれる
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長く安定する素材(柾目取りで反り・収縮が少ない)
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メンテナンスが簡単で暮らしがラクになる
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見た目も美しく、経年変化でさらに味わいが増す
もみの木は、ただの「自然素材」ではなく、暮らしの質を底上げする住まいの基礎だと私たちは考えています。