こんにちは、ピースホームの河野です。
「昔のおじいちゃんの家って、なぜあんなに涼しかったんだろう?」
そう感じたことはありませんか?実はそこには、しっかりとした“仕組み”が隠されています。
🌬️ 昭和の家が涼しかった理由
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高い天井と屋根
熱気は上に溜まるので、人が生活する高さは比較的涼しく保たれました。 -
縁側や土間、欄間、障子
開け放つことで風が家全体を通り抜ける「風の道」ができ、体感温度を下げてくれます。 -
自然素材の力
土壁や畳、無垢の木は湿度を吸ったり吐いたりして、室内の空気感を整えてくれます。 -
深い庇(ひさし)
真夏の直射日光を遮り、室温上昇を防ぐ“天然の日傘”の役割を果たしていました。
👉 つまり、昔の家は 「風を通す設計」×「熱を逃がす素材」 で涼しさを生み出していたんです。
❄️ 現代住宅との違い
現代の家は高気密・高断熱で冷暖房効率を重視しています。
これは冬場のヒートショック対策として健康のために考えられた知恵。つまり 「冬に強い家」 です。
ただしその結果、安易な設計だと 夏に熱がこもりやすい という課題も。
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昔の住宅=「冬が寒い」
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現代住宅=「夏が暑い」
このジレンマを解消するために登場したのが、昔の工夫と現代の性能を融合させた新しい時代の住宅です。
💡 2025年の家づくりに活かせる知恵
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窓の配置で風の抜け道を意識
香川県は瀬戸内の風が弱い日も多いので、計画的に通風を設けると◎。 -
庇や外構で日射コントロール
夏は直射を遮り、冬は太陽の熱を取り込む設計が省エネにもつながります。 -
自然素材で湿度調整
例えば「もみの木」。調湿作用で梅雨でもサラッとした空気を保ち、
フィトンチッド効果で空気清浄やリラックス作用もあります。
🏠 ピースホームの提案
ピースホームでは、この“昔の知恵”と“現代の性能”を組み合わせた家づくりをしています。
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もみの木と暮らす家
自然素材をたっぷり使い、空気がきれいで一年中サラッと快適。 -
シンプル+の家
高断熱・高気密(UA値0.46以下・C値0.4前後)で、
エアコン1~2台で家中を快適に保てる設計。 -
香川で人気の平屋住宅
構造的に安定し、風通しの良い設計がしやすいのも魅力です。
✨ まとめ
✅ 昔の家の涼しさは「設計」と「素材」の力
✅ 現代住宅では「高性能+設計工夫+自然素材」で再現できる
✅ 香川の気候に合った “夏も冬も快適な家” を実現するには両立がカギ
「性能値は大事。でも、それ以上に“暮らして快適か”を大切にしたい。」
それがピースホームの家づくりの想いです。