🏡 “完璧を求めない”家づくり。必要十分+余白を持たせる家【第5回】

家の模型と図面

こんにちは、ピースホームの河野です。


🤔 最初から全部盛りは本当に必要?

家づくりの打合せをしていると、よくこんな声を聞きます。
「あとから追加できないんじゃないですか?」
「最初に全部決めておかないと失敗しそうで不安です…」

でも、僕はこう思います。
👉 「必要十分な性能+将来の余白」こそが、賢い家づくり

全部盛りにしても、ライフスタイルや家族構成は必ず変わります。
だから“直せる部分はあとで直す”という考え方が、むしろ現実的なんです。


🏗️ 必要十分な性能の確保が大前提

もちろん、何でも後回しでいいわけじゃありません。
リフォームでやり直しが難しい部分は、最初にきっちり投資しておくべきです。

  • 耐震等級3(許容応力度計算で確認)

  • 断熱等級6+高気密(C値0.4前後)

  • 劣化対策(床下防湿・通気)

ここは“家の骨格”。後から手を入れると莫大な費用がかかるので、最初に押さえておくのが鉄則です。


➕ 後から“足せる”部分はライフステージに合わせて

逆に、後で手を入れやすいものもあります。

  • 収納や間仕切り → 子育て期と独立後で変えられる

  • 太陽光・蓄電池 → 資金計画やエネルギー価格に合わせて追加可能

  • 設備(食洗機・水回り機器) → 世代交代やライフスタイルに合わせて交換可

僕も現場でよく感じるんですが、無理に全部盛りにするより“余白”を残す方が長い目で見て安心なんです。


👨‍👩‍👧 子育てから老後まで続く安心設計

シンプル+の家は、暮らしの変化にも柔軟に対応できます。

  • ワンフロア動線や回遊動線 → 家事ラク+子育て期に便利

  • 将来的に仕切れる間取り → 子どもが独立後は広々活用

  • バリアフリー対応余地 → 老後も安心して暮らせる

最初から完璧を求めるより、暮らしに合わせて育てていける家が理想だと思っています。


💰 「資産になる家」という視点

性能をきっちり押さえている家は、中古市場でも価値が下がりにくい

  • 長期優良住宅・省エネ基準に適合 → 将来も評価されやすい

  • 「住んで快適」+「持って資産」= 次の世代に渡せる家

僕はこれを「資産になる家」と呼んでいます。
子どもや孫の代に残せるような家こそ、本当の安心につながると思うんです。


✅ まとめ

  • 家づくりに「完璧」はいらない

  • 必要十分な性能は最初に確保

  • あとは将来に合わせて“足せる余白”を残すのが賢い選択

👉 それが シンプル+の家の考え方 です。
👉 長期的に安心できる家を考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。


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