🏠 打ち合わせのときに「他の会社では聞いたことがないんですけど…」とよく言われるのが、もみの木。
珍しいからこそ「高いんですか?」と聞かれることもありますが、実はそういう理由じゃないんです。
🌲 もみの木は単純に「高いから珍しい」のではなく、**“扱い方に理解と時間が必要な材”**だから、取り扱う会社が少ない。
逆に言えば、お金だけあっても簡単には使えないんですよね。
施工には“勉強と手間”が必須 ✍️
例えば木の切り出し方。板目と柾目で性質は大きく変わります。
柾目なら反りが少なく安定するけど、板目だと動きやすい。だから木目を正しく理解しないと、本来得られる効果に差が出てしまう。
さらに乾燥の仕方や表面の仕上げ(無塗装にするか、オイル塗装にするか)でも、家の中の空気環境や肌触りはガラッと変わる。
ここを理解せずに「とりあえず使ってみよう」とやると、せっかくの素材の良さが台無しになってしまうんです。
お金ではなく“姿勢”が試される 💡
だから、もみの木を扱えるかどうかは会社の姿勢次第。
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知識を積み重ねること
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施工に時間をかけること
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目に見えない部分で手間を惜しまないこと
これらが揃って初めて、もみの木は「健康にいい家を支える素材」として本領を発揮します。
もみの木は“信頼を積む木” 🤝
お金さえ払えば誰でも買える建材とは違い、もみの木は「理解と手間の積み重ね」を必要とする素材。
だからこそ扱う会社は限られていて、僕たちがもみの木を提案している理由にもなるんです。
ちょっと大げさに言えば、もみの木は**“信頼を積む木”**。
会社と職人の姿勢がそのまま家に出るから。
💬 「お金だけじゃ買えない素材」
それが、僕がもみの木を選び続ける理由です。