こんにちは!ピースホームの池田です🌼
🏡 古民家とインダストリアルの共通点
古民家は木や土といった自然素材の味わいが主役。インダストリアルは鉄・コンクリート・レンガなどの無骨な素材感が魅力です。
一見相反しますが、どちらも「素材そのものの表情」を大切にするという共通点を持っています。
木の節や鉄のサビ、壁のざらつきや塗装のムラ——こうした“味”が、双方のスタイルをつなぎます。
🛠 インダストリアルの基本要素
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素材:無垢材、アイアン、コンクリート、レンガ、革
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色 :黒・グレーなどのモノトーン+ブラウンなどのアースカラー
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仕上げ:新品感をあえて消し、加工跡や経年変化を活かす
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照明:エジソン電球や金属製ペンダントで雰囲気を作る
📋 古民家を活かしながらインダストリアル化する方法
古民家の要素 | 活かし方(インダストリアル寄せ) |
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太い梁 | ダークトーンで塗装しスポットライトで強調 |
障子 | 半透明アクリルやガラスに置き換え現代的に |
土壁 | 一部をコンクリート風塗装にしてアクセント |
木の床 | 濃色オイルステインで色味を家具と揃える |
🔄 融合の黄金比
中級者におすすめの比率は「古民家:インダストリアル=6:4」。
古民家の温もりを残しながら、家具や照明でインダストリアルを効かせます。
逆に4:6以上になると冷たさが強調されやすいので注意が必要です。
💡 実践しやすいコーディネート例
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照明
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アイアン製ペンダント+エジソン球
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調光機能で昼夜の雰囲気を切り替える
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家具
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古い座卓の脚をアイアンに交換
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無垢材×アイアン脚のテーブル、レザーソファを導入
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壁・床
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一面だけコンクリート風仕上げやレンガ調に
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ラグやフロアパネルで手軽に模様替え
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小物
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布、ラグ、観葉植物で柔らかさと彩りをプラス
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📊 コスト感と優先度(目安)
項目 | 目安費用 | 優先度 |
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照明 | 2〜5万円 | ★★★★☆ |
家具 | 5〜15万円 | ★★★★★ |
壁・床 | 3〜10万円 | ★★★☆☆ |
小物 | 1〜3万円 | ★★☆☆☆ |
🔧 中級者向けのひと工夫
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鉄部はエイジング加工で表情を加える
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木材の色調を家具と合わせて統一感を出す
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剥き出し配線はあえて見せるデザインに
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家具配置で動線と視線の抜けを確保する
🌿 暮らしの新しい表情を見つけるために
古民家の柔らかい空気感とインダストリアルの無骨な力強さを組み合わせると、他にはない個性を持つ空間が生まれます。
完成形を目指すよりも、少しずつ変化を加えながら“自分の生活に馴染む形”を探すことが、このスタイルを楽しむ最大のポイントです。